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タップしても漢字変換が確定されない

職場にコピー,プリンタ,スキャナ,FAXなどの機能をもつ複合機が導入され,その複合機に宛先設定をしていた時のこと.ちょっとだけ入力で悩んでしまったので紹介.

複合機の宛名名の入力インタフェースは下みたいな感じ.ひらがなを入力して漢字変換へ

入力画面

入力画面

下のような「さとし」のリストの中から該当する文字を選んぼうと(実際には聡史なのだが,セットに成ったものは出てこなかった)「聡」という部分をタップしたのですが反応がない.もしかしたら反応が悪いのかなと思うものの,そうでもなさそう.

ボタン入力だけでは確定されない

ボタン入力だけでは確定されない

うーんとよくよく画面を見ると,右上に「確定」というボタンがある.この「確定」というボタンは,その前のページでは「決定」となっていたもの.その部分が変化したようには見えていなかったため,気づいていませんでした.

画面は遷移してしまっていますが,下のように右上の確定というボタンを押すと変換の確定.

確定ボタンが必要

確定ボタンが必要

押し間違えたとき用の対策としてこのようなインタフェースにしているのだと思いますが,視線が左上から右下に向かうのに確定ボタンが右上にあるため気づきにくいことと(しかも変換候補のリストがグループ化されているところと独立しているのも・・・),その前の画面でも似たようなインタフェースがあり,変化したように感じないためちょっとややこしいUIでした.まぁ,この程度のサイズであれば押し間違えも無いと思いますし,そのまま確定してくれても良いのになというのが一番の感想ですが・・・

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逃げ道の無いインタフェース

システムを設計するうえで,ユーザの「やっぱやめた」を可能とするインタフェースを用意しておくことはとても重要です.実際,ユーザビリティチェックを行う際の指針とされたりする Jacob Nielsen の Ten Usability Heuristics というガイドラインで User Control and Freedom という内容で,ちゃんと避難口は用意しましょうねと言っています.

さて,先日パソコンを設定していた時のこと,起動するとすぐに,ウィルス対策されていないよ.と,下のスクリーンショットのようにSymantecのNorton Internet Securityが警告を出している.

ちゃんとコンピュータを守りましょうね

ちゃんとコンピュータを守りましょうね

もしかしたら,しばらくフリーで使えるのかなと試しに「次へ」を押してみる.

90日の更新サービス

90日の更新サービス

そこに90日の更新サービスと書いてあるので,これってなんだろう?と疑問に思って,試しに「次へ」を一応クリックしてみたところ下のような画面が出てくる.

入力フォーム

入力フォーム

つまり,登録しないとだめですよと言うこと.そりゃそうだよなぁと,登録はやめて他のソフトウェアをインストールするため,キャンセルしようとしたのですが,画面右上の×ボタンも機能していないし,キャンセルや戻るボタンも存在しません.つまり,このインタフェースは逃げ道が用意されていません.

キャンセルの意味を込めて「次へ」を教えてみたのですが,当然下記のようなメッセージが出てきて終了できません.

エラーメッセージ

エラーメッセージ

結局,Ctrl+Alt+Deleteでこのウィンドウを消すはめになってしまいました.なんたる面倒なシステム!こういう逃げ場をなくしてしまうシステムって初心者の不安を煽る典型的な駄目BADUIであるように思います.

@masui さんや @T_SONOYAMA さんに言及されていますが,これはBADUIというよりは詐欺的UIですね.

ユーザコントロールと自由度

発信と受信が難しい携帯電話

昔,携帯電話を海外で借りたとき,ちょっとした違いによって面倒だと感じることがありました.

下の写真の左は日本で私が使っていた携帯電話,右は私がスペイン出張時に借りた携帯電話(モトローラ製)の写真です.違いにお気づきになるでしょうか?

mobile_phone

違いは「通話ボタン」と,「通話終了ボタン」の位置です.左右逆になっています.日本の携帯は左側が通話(発信/受信)ボタン,欧州で借りたモトローラの携帯は左側が通話終了(キャンセル)ボタンとなっています.

たいしたことないのではと思われるかもしれませんが,結構この違いは大きく,操作ミスを繰り返して面倒なことになってしまうという問題があります.

例えば,一緒になった人から「ちょっとこの番号にかけてもらえる?」と言われた時に,国コード入りの長ったらしい番号を入力し,さてかけようと思って通話ボタンを押したつもりで通話終了ボタン(キャンセルボタン)を押してしまい,また番号を一から入力しなおしということを一度の出張中に3度もやらかしてしまいました.数字の配列はどちらも一緒なので,数字を入力しているうちにいつもの携帯電話を入力しているような気になってしまい,番号入力完了後につい間違って通話終了ボタンを押してしまうんですよね.

また,出張中に日本からかかってきた電話を取ろうとして「通話終了ボタン」を押してしまい,勝手に留守番電話モードに移行してした結果,慣れない携帯電話でどうしたらよいのか悩んでいるうちに通話終了してしまったことが2度ありました.着信履歴の確認方法を調べるのに難儀したうえ,そのまま掛け直しても繋がらなかったため冷や汗ものでした.

ちなみに,現在ではモトローラの通話ボタン,通話終了ボタンは日本のそれと同じ配置になっています.やっぱりそっちの方が使いやすいということになったのか,それともユーザの数に押されたのか・・・

いつごろどのような経緯でボタンの位置が逆になったのかご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけますと幸いです.

ちなみに,緑のボタンが通話ボタン,赤のボタンが通話終了ボタンという色の設定は,配置が変わった今でも変更がないようです.

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